EXPORT PROCESS

日本から中古車を輸出する流れ:購入前確認から船積みまで

輸出は「車を買う」「港へ運ぶ」「船に載せる」だけでは完結しません。仕向国の要件と日本側の手配を、購入前から一つの流れとして組み立てる必要があります。

1. 購入前に仕向国条件を確認する

輸入できることと、現地で道路登録できることは同じではありません。車齢、排出ガス、安全基準、右左ハンドル、原仕様、必要な承認書類を車台番号単位で確認します。

  • 仕向国と最終登録地を区別する
  • 車台番号・型式・初度登録年月を確認する
  • 検査機関と証明書の適用条件を確認する

2. 購入後の日本国内での手配を決める

落札会場や販売店から、保管ヤード、検査場、装貨港までの順序を決めます。検査前に港へ入れてしまうなど、順序を誤ると追加輸送と遅延が生じます。

  • 引取期限と車両状態を共有する
  • 検査・清掃・修理の必要性を確定する
  • 走行不能車は受入条件を先に確認する

3. 船積み方式と船腹を確認する

RO-ROとコンテナでは受入条件、必要寸法、港、費用構造が異なります。候補船だけで判断せず、車両情報を渡して船会社の受入と船腹を確認します。

4. 書類と到着後の引渡しをつなぐ

輸出抹消、インボイス、パッキング情報、検査証明、B/L情報の整合を確認します。Consignee、Notify Party、住所の小さな相違も修正作業につながります。

  • 書類名義とスペルを早めに固定する
  • 原本・電子データの提出先を確認する
  • 到着港側の通関・登録担当者へ引き継ぐ

FAQ

いつ物流会社へ相談すべきですか?

車両購入前が最適です。少なくとも車台番号、仕向地、希望時期が分かった段階で確認してください。

船期表に載っていれば予約できますか?

いいえ。掲載船期は候補情報であり、車両受入と船腹は個別確認が必要です。

実務ガイド